CSR

CSRの理念・基本方針・推進体制

<CSRの考え方>
 「企業のモラルとは・・・、企業の存在意義とは・・・何であるのか。」という社会的な問題提起に対し、個人のみならず法人(企業)を取り巻く環境の激変に合わせ、様々な議論がなされているように伺えます。学説にも法人擬制説と法人実在説という対照的立場があるように、解釈は繊細で非常に難しいと言えます。その意味で、尽きることのない議論なのかもしれません。しかし、「利益の追求のみを企業の最終目的としてよいのか。」という視点から企業の存在意義を考えるならば、後者の法人実在説という立場に立ち、企業と社会の関係について、今一度考える機会を企業人一人ひとりが持つべきではないかと考えます。企業が、その内外の社会関係において、果たすべき役割と責任の重要性を認識し事業を遂行していくことにこそ、「企業のモラル(企業倫理)」と「企業の存在意義」があるのではないでしょうか。
 民間非営利部門をして日本の社会経済システムの中でその活動の健全な発展を促進させるために、平成20年12月より施行された「公益法人制度改革」においても、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)を問う社会的な背景の下で行われた改革の一つであったのではないでしょうか。“公益財団法人”として公益目的事業の履行・拡充に努める私たちは、そう感ぜずにはいれません。当法人は、“公益法人”として、その社会的役割と責務の重要性を真摯に受けとめ、開設時以来、予防医学事業を通じ、社会の公益(公衆衛生と福祉)の増進に寄与してきました。疾病の予防のみならず、「大切なのは心とからだのバランス」をスローガンに、心身両面の健康保持増進を図るべく“健康づくりの輪”を広げる活動をしてきました。“公益財団法人”となった今、「福井県民の健康の保持増進の向上を図るため、健康であることの大切さと尊さを広く呼び掛け、疾病の予防に繋がる健康づくりの普及啓発と健診・検診・検査・保健指導事業を実施し、公衆衛生と福祉の増進に寄与する事業」を通して社会に貢献することが、当法人のCSRであると位置づけ、下記にCSRの理念、基本方針及び推進体制を定めます。
私たちは、それを誠実に遵守し、果たすべき社会的責任の遂行と、さらなる社会からの信頼の構築に努めていきたいと考えています。

<CSRの理念>
 私たち、公益財団法人 福井県予防医学協会は、「大切なのは心とからだのバランス」をスローガンに、「社会の人々の健康保持増進と、より付加価値の高い予防医学体系の構築」を経営理念としています。その経営理念に基づき、産業保健、地域保健、学校保健を大きな3つの柱とし、日々事業を展開しております。予防医学という科学的立場から、社会の人々がいつまでも健康で安心して生活を営むことができるよう、お客様の目線に立って、微力ではございますが、お手伝いさせていただいております。
 私たちは、これまで当協会の予防医学事業の根幹とし、目的としてきた「社会の人々の健康保持増進と、より付加価値の高い予防医学体系の構築」を経営理念を、当協会のCSRの理念とし、今後も果たすべき社会的責任の遂行に努める所存です。お客様一人ひとりが主体となって健康の大切さを認識していただくことが、私たち、公益財団法人 福井県予防医学協会の社会的存在意義であると認識し、今後も予防医学事業を展開していきたいと考えております。

<CSRの基本方針>
  1. 現状に満足することなく、変遷する健診の社会的需要に応えるため、健診サービスの品質向上、精度管理に努める。
  2. お客様ひとりひとりが主体となって健康の大切さを自覚していただくことが、我々の社会的存在意義であることを認識し、お客様にとってより付加価値の高い予防医学体系の構築に尽力し、顧客満足度の向上に努める。
  3. 個人情報の保護対策、リスクマネジメントの実施により、情報の「機密性」「完全性」「可用性」※1に留意したセキュリティの向上と、受診者のプライバシー保護の徹底を図る。
  4. 事業運営に当っては、法令及び全衛連業務実践綱領を遵守し、公益性を重視した公正かつ合理的なものとする。
  5. 職員の福祉の充実を図るとともに、個人の能力を最大限に発揮できるよう、時代に則した人材育成に努める。
  6. 廃棄物処理を適正に行い、地球環境の保全に努める。
     ※1 機密性・・・アクセスを認可された者だけが、情報にアクセスできることの確実性
         完全性・・・情報及び処理方法の正確性と完全性の保護
         可用性・・・認可された利用者の情報及び関連する資産へのアクセスの確実性

    <CSRの推進体制>
     役員をはじめ、課長会、各種委員会(新規事業対策委員会,、顧客対応・リスク管理委員会、コスト削減委員会、労働安全衛生委員会、システム委員会)を中心に、CSRの推進に努める。また、掲示板への掲示や各課課長を通した、全職員への周知徹底を図る。

平成25年4月1日
公益財団法人 福井県予防医学協会
理事長  下田 正昭
発行日 平成18年9月11日
改定日 平成25年4月1日